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サステナビリティ

 

経営理念

創立以来の社訓「和を貴び、和を守る」に込められた想いは、人や関わる全てのものを受け入れ、調和していくという決意です。今後も「環境を大切にし、人を大切にする」という経営理念のもと、技術革新に継続して取り組むことで、環境負荷を低減しつつ、社会に貢献します。

SDGsへの取り組み

当社は、エネルギー、半導体、航空・宇宙、医療など、さまざまな社会を支える産業分野において、顧客へのソリューション提供を通し、よりよい未来に向けた活動を行ってきました。
今後も、技術力を活かした環境保全・人材育成に取り組むことで、SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)の達成に貢献して参ります。

環境 Environment

人々の暮らしに欠かせない半導体・医療・エネルギー分野の発展の為、研究開発予算を拡大し技術開発を進めます。
また、生産活動においては、限りある資源を扱いながら業務を行っているという認識を常に持ち、地球環境や労働環境に対する環境負荷の低減への取り組みを継続してまいります。

社会 Society

安全で清潔な労働環境や、働きやすい各種雇用・福祉制度を整備することで雇用を守るとともに、多様性を活かし、すべての社員が能力を発揮できる環境整備を推進します。

ガバナンス Governance

コンプライアンスや経営知識など管理者教育の徹底や、BCP推進、生産活動にかかる品質基準や法規制等遵守と是正の仕組みを強化します。

私たちは、持続可能な循環型社会の形成に貢献しています

金属技研 取り組みの3本柱

金属技研の取り組み

暮らしを支える先端技術の開発

人々の暮らしに欠かせない半導体・医療・エネルギー分野の発展の為、研究開発予算を拡大し技術開発を進めます。

取り組み内容 目標
新技術開発 未来につながる新素材の開発
金属加工技術の融合による最先端技術の開発
加速器を利用した最先端装置の開発
経産省戦略的基盤高度化支援事業(サポイン)等による材料研究開発
熱処理、接合、成形、粉末焼結、AMなど当社の高い技術力を生かし、効率的で持続可能な金属加工技術の開発を進めます。
重点取組み分野 半導体
医療
非化石エネルギー
水素エネルギー
半導体材料、半導体製造装置
医療機器、RI製造装置
核融合、溶融塩炉、再生可能エネルギー
水素ガスタービン、水素自動車

社員にやさしく、社員を大切にする

働きやすく、多様性のある職場で、社員それぞれが能力開発に取り組むことをサポートします。

取り組み内容 目標
社員満足度の向上 社員満足度調査の実施とPDCAサイクルの確立
職場環境の改善 在宅勤務の制度化
安心安全で、より快適な工場環境の整備
休暇制度の改善 男性育休取得率の向上
生理休暇の有償化
健康促進 健康アプリ導入
人間ドック補助制度の改善
能力開発 自己啓発のサポート強化
福利厚生制度の充実 社員割引の効く宿泊(レジャー関係)施設の拡大
社宅制度の拡充
子育てしやすい職場に 女性活躍推進法に基づく行動計画の策定と推進
次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画の策定と推進

使用・排出CO2量を削減する

生産活動中のCO2排出量や廃棄物を削減し、限りある資源の有効利用を図ります。

取り組み内容 目標
再生可能エネルギーの活用 ソーラーパネル設置
移動時のCO2削減 社用車のエコカー化(HV、EV、PHV、FCV)
生産活動中のCO2削減 事務手続きのペーパーレス化
照明のLED化
ISO 14001に基づく工場運営 節電の取り組み
給湯設備の見直し
廃棄物の削減

最近の開発成果

未来につながる新素材の開発

高エネルギー加速器研究機構と株式会社サンリックとの共同開発を行い、従来に比べ抵 抗率は室温では約4倍、1800℃では1.3~1.5倍の値を示すタングステン合金を開発しました。 電子デバイス製造において省電力化・低コスト化への貢献が期待されます。

金属加工技術の融合による最先端技術の開発

高エネルギー加速研究機構との共同研究により次世代加速器に使われるチタン合金製ビーム窓を金属積層造形で開発しました。
使用素材の削減および用途に合わせた複雑な形状で耐圧性に優れたビーム窓の製作が可能となります。

加速器を利用した最先端技術の開発

がん治療にもちいるホウ素中性子捕獲療法(BNCT)に使用される加速器の部品である リチウム・ターゲットの量産技術を名古屋大学と共同して開発しました。 中性子発生に高いビームエネルギーが必要なベリリウム・ターゲットに代わる素材として期待されています。

大学と連携した持続可能な開発目標の検討

東京都立大学演習授業においてSDGsの達成をテーマに、当社コア技術である金属積層造形のBtoCサービスの事業提案に取り組みました。  
2020年4月から東京都立大学と将来技術者となる学生のため、グループが特定のテーマ (プロジェクト)を遂行することで自律学習の育成する演習授業に参加しています。